いい年した娘が彼氏も作らず、一日中に部屋でHunter X Hunter見てるのを見ていた母上は、とても私のことを心配していたので、親孝行者の私はティンダーに登録して、一日中好みの男性をスワイプしては、チャットで会う約束を取り付けておりました。
そして、登録から一週間後、Tさんというアメリカ人の人と合いました。
会う約束は18時です。
何度でもいいます、18時です。
もう一度いいます、18時です。
はい、Tさんと会いました。
私は「Hello. Nice to meet you. i am Kanna. I am kinda hungry, let's have dinner !」
と夕飯に行こうと言いました。
Tさんは、
「i had dinner. (夕飯たべたよ)」と言ったのです。
私「xっっ?!?!?!?!食べた?!?!?!18時よ????早くね????」
夕飯を食べられてしまっては、何をしたらいいでしょう。
とりあえず、腹が減って限界だった私は、どっかで夕飯を買うことにしました。
Tさんは、私が食べるのを待ってくれると言っています。
良いところにエンダーがありました。
エンダーのドライブスルーに入ります。
Tさんは、こう言いました。
「A&W in Japan tastes horrible. that is not a Humbarger. (日本のハンバーガーは最悪、あんなのハンバーガーじゃないよ)」
私はこう思いました。
「おいおいおい?その最悪なハンバーガーを今から食べる私はいったい顔で食べればいいんだ。。。」
そして、駐車場に車を停め、私はエンダーを食べています。
Tさんは、その横でずっと貧乏ゆすりをしています。
なぜなら、暇だからです。
そりゃそうでしょう。
だって彼は夕飯を食べ終えたんだもの、17時に!!!
あまりにも、凝視されていたため内心「えっ、これ何プレイ?恥ずかしいんですけど」とあまりの恥ずかしさに耐えられず、「気まずいからポテト一緒に食べない?一人だけ食べるのは申し訳ないから」と言いました。
彼は、OKと言って、邪道のポテト数本食いを行い、ものの数分でなんとポテトを全部平らげてしまいました。この時点で、かなりTさんのことが嫌いになっていましたが、最初に合ってから20分しか経っていません。
何をすればいいのかも分からず、とりあえず私の車を運転させることにしました。
(バカ)
すると何ということでしょう。ワイルドスピードのように、国道58号線をブンブン飛ばしていくではありませんか。
いいですか、私は「道に唾を吐く人」の次に「車の運転が荒い人」が嫌いなのです。
私の嫌悪感ボルテージはMAXに近づいています。
一時間ほど、死の恐怖を感じながら、ドライブをし、海沿いを散歩しながら、無事Tさんの家にたどり着いて、お開きとなりました。
ちなみに、海沿いを散歩中ずっと傘の先端を向けられるという、不快感しかないなぞの遊びが始まりましたが、もう全てがどうでもよかったので、オールスルーでやり過ごしました。Tさん、私はお前が嫌いだ。だけどいいネタが出来たよ、ありがとう。
私は家に帰ってまず初めに、ティンダーを消しましたとさ。
ちゃんちゃん。