Let me tell you my funny story

失敗を話のネタに変えるブログ

寝れば寝るほど眠くなり、食えば食うほど腹が減る。

最近、

寝ても寝ても寝足りなくて、

食べても食べてもまだ足りない。

 

毎年恒例の、「冬太り」で体重は、

いつも通り5~6キロ増えてる。

 

昔から、

秋から冬にかけて爆発的に太って、

春に一気に痩せ始める私のミラクルボディ。

 

どうせなら、脂肪も胸についてくれれば、

「ぽっちゃりマシュマロボディ」と名乗れるのに、、、

 

いや、ついでにお尻にもいい感じについてくれれば、

「色気爆発ダイナマイトボディ」になれるのに、、、

 

悲しいかな、顔と下半身にしか付かないのでまるで、

進撃の巨人の奇行種

のような幼児体型になってしまう。

 

おまけに、

生まれて初めて顔面中にニキビができて、

 

「くそがぁぁあああ!死にてぇえええええええ!ちくしょょおおおおおおお」

 

と、元気いっぱい大空に向かって叫びたくなる。

(とっても元気なのでご安心を。)

 

 

とにかく、

太った!ブス!やる気がでない!!!

 

けど、いいこともある!

 

割と栄養あるもの食べて楽しく太ったおかげで、貧血改善した。

ニキビできたおかげで、スキンケア意識するようになった。

やる気は全然でないけど、たぶん今は「休養期間」。

次なにかやりたいこと、頑張りたいことを見つけた時に、

今充電した分のエネルギーが役立つ!!…はず。

 

はらぺこあおむし」だって、

最後に綺麗な蝶になる前に、

食い散らかして、散々寝てたもんね。

 

きっと、もう少ししたら、

今よりいい状態になれる!!!

気にせず、気楽に生きてこ。

 

まって、私…蝶々死ぬほど嫌いだったや…。

 

 

徒然なるままに「時間と死後」についての妄想を書き連ねていく

英語の授業で時制について学ぶときや、

時間について説明される時、

当たり前のように、

過去が左で、未来が右

って、過去が左で、未来が右になっている。

 

なんでかな?

 

自分で、未来について考える時、

 

やっぱり方向は、左から右に流れているんだけど、

 

時間が流れる方向があるのかな?

 

 

 

「1年」について考える時、

時計をイメージする

私は、時計をいつもイメージするから、

きっと他の人もそうだろうと思ってたけど、

友達は、

線をイメージする

線をイメージするそうな。

 

不思議だな~

 

話は変わって、

時間て「今」だけ存在しているんじゃなくて、

「過去」と「未来」も同時に存在していたら?

 

「過去」「今」「未来」が同時にあったら

めっちゃうろ覚えだけど、

中村文則の「教団X」って本に、

たしかこんなことが書いてあった。

 

あっ、狂っている宗教団体の教祖の話ね。

 

「死んだ後も、実は人は完全には消滅していない。

 私たちの体は、原子レベルでこの世に存在し続け、

 姿かたちを変えて、私たちの周りにあり続ける。」

 

的なことを言っていた、気がする。

 

そして、同じようで違うことを、

ハンターハンター337話で富樫先生も言ってた。

337話「懺悔」

 

ちょっと好きすぎるから、全部セリフ抜粋したい所だけど、長いので割愛する。

要約するとこんな感じ。

 

死んで分解されたら終わりと思っていた。

しかし、分解されて限りなく小さくなった物質は、

とんでもない量のエネルギーを持っていて、

その中にあるDNAには人のほとんどを形成する情報が入っていて、

それらの物質は、また「くり返す(転生?)」だけの力をもっていた。

 

簡単に言うと、

「死んだ後の燃えカスにも、魂が宿ってる。」

 

そんでさ、この前、深夜に酒を飲みながら、

友達と死後の世界について語り合って、

くそ楽しかったのだけど、

そん時友達が輪廻転生を信じているって言ったんだよ。

私は死んだら、熟睡してる時みたいに何もないと思ってたんだけど、

友達の話と、これまで摂取してきた作品と、

自分が普段考えている妄想とが、話している間に、ごちゃ混ぜになって、

こんな死後の世界観が生まれた。

 

死んだ後、分解される。

分解された後、無数の自分の魂がこの世に放たれる。

だけど、時間は「過去、今、未来」が同時に存在しているから、

転生後の世界は、必ずしも、「未来」でなはなく、

「過去」もしくは「今」かもしれない。

 

この考え、めちゃくちゃ面白くないですか?!

死んだ後の来世で、江戸時代に生まれ変わったり、

はたまた死んだ自分の生まれ変わりと、

明日すれ違っているかもしれないってことよ?!

 

 

最後に、たぶん村上春樹が小説かエッセイのどちらかで、

「死んだ後が、自分の意識だけが存在するのみで、色も音も何もない無の世界だと考えるとこわい」的なことを書いていたと思う。

 

うん、それめっちゃ嫌だ。

 

ああ死んだ後ってどうなるんだろう。

めっちゃ気になる。

だけど、死ぬのは怖い。

いや正確に言えば、

ビフォアサンライズ

大好きな映画「ビフォアサンライズ」の主人公の受け折りだけど、

「死ぬのは別にいい、だけど、死ぬ前の数十秒が怖い」

 

ああ~こんなの考えるの大好き。

 

 

2022年を振り返ろう

12月26日である。

 

昨日は25日のクリスマス、

世の中のカップルが浮足立つ夜の街で、

毎年当たり前のように彼氏のいない私と、

同じく毎年安定して独身の友達と一緒に、

年末年始のカウントダウンをしてきた。

(大晦日予定が合わなかったので、先取り)

 

なので、今年は誰よりも早く2023年のスタートを切ることができた。

 

とはいっても、あと5日は2022年が余っているので、

一応、大まかに振り返ってあげようと思う。

 

2022年1月~3月

塾で講師をしていた。

高校、大学と推薦で合格して、

一度も入試を受けたことがないこの私が、

高校受験を控えた中学生に社会と英語を教えていたのだ。

 

英語は専門なので、別にいい。

大問題なのは社会である。

聞かれても、分からない。

 

そんな時は、

「おお~いい質問だね、疑問をもつ視点がいいね」とか言って、

一旦チョークを取りにいくふりをして、

スタッフルームに行き、必死でググる

そして、答えを見つけたら何食わぬ顔をして、

「さっきの質問なんだけど~」と答える。

自分が詐欺師になった気がした。

おまけに、塾の授業は、学校の授業と全然違う。

 

教えいた自分が言うのもなんだが、くそつまらねぇ。

教え手がつまらねぇのに、生徒が楽しいと思えるわけがねぇ。

講師も生徒も「早く授業終わらないかな」と思っている空間が、

もう、毎日息苦しくて、辞めてぇ、

早く終わってくれぇと地獄の一年間だった。

 

一年間の塾講師を終えて、

教師という仕事に対してすっかり自信と熱意を失った私は、

別の仕事をするか、臨時教員になるか迷いに迷った結果、

非常勤講師(=授業だけする働き方)を選んだ。

 

一年間本気で授業力を向上させることに集中しよう。

これで無理なら、教師諦めて他にいこう。

 

と、決めたのである。

 

2022年4月

非常勤講師として、3つの学校を回ることになった。

本気で中学生を楽しませることを考えて、毎回全力で授業を作った。

めちゃくちゃ楽しかった!!!!

3つの職場にいる先生達も、いい人たちばっかりである。

ある先生が毎回オススメ本などを紹介してくれたり、

とにかく教師への熱が戻ってきた一か月間になった。

 

2022年5月

給料が出た。

3校まわって12万にも満たない。

、、、なんだこれは。

 

授業準備時間、授業後のプリント類の点検時間、成績の打ち込み時間など、

計算して時給をだした。

300~400円だった。

 

300~400円だった。

 

300~400円だった。

 

カンボジアか、ここは。

 

やってられねぇええええええ

 

一気に萎えた。

 

人間は金で動く生き物だ。

 

諭吉、もっと諭吉をくれ。

 

そうこうして、一応自分に与えられた仕事は全力でこなしているうちに、

8月が来た。

 

夏休みである。

 

休むしかない。

 

夏休みだ。

 

遊ぶっきゃない。

 

思う存分夏を満喫した。

 

旅行にも行った。

 

最高の夏になった。

 

一日も働かなかった。

 

2022年9月

 

8月働いてないので、無給である。

 

8月思いっきり遊んだので、貯金がブラボーに減った。

 

残高11万になった。

 

そして、今月のクレカ引き落としで来月の貯金4万になることが判明した。

 

このままでは、やべぇとバイトを探しまくり、

とあるカフェに面接に行った。

 

面接室には政治家の写真がずらっと並び、

「なんだここ、こわ」と思ったが、まじで怖かった。

 

なんの経緯でその話になったのかは知らんが、

いきなり面接官から

「このままでは、日本は暴動が起きて、崩壊する」と言われた。

全然意味わかんねぇ。

 

その場で、採用が決まったが、もう嫌な予感しかしなかったので、

「彼氏と那覇で同棲することになりました。とてもいい職場ですが、通勤距離が遠いため、近場でバイトを探そうと思います。お時間をとって、丁寧に面接をして頂き、ありがとうございました。」と、堂々と丁寧な嘘をついて、辞退した。

2022年ナイス決断オブザイヤーである。

 

次にステーキ屋に応募し、採用してもらえた。

ここがまあ、めちゃくちゃ人が良くて、働きやすくて、最高である。

初めて「バイトめんどくせぇ」と1ミリも思わずに、出勤できるバイト先である。

超ラッキーだ。

 

 

2022年10月

私の父さんは、昔からアル中だが、10月の荒れ具合は、真冬の日本海並だった。

父さんの話は、自分の中で整理がついてないのでまだ書けないが、

もうとにかく、一緒にいるのがしんどかった。

 

ある日の夜に、「お前もう出て行け」と言われた。

心の中でプツンと糸が切れた。

翌日不動産屋に行き、アパートの内見をして、

初期費用10万を母さんから借りて、そのまま契約した。

 

アパートは決まった。しかし、金がねぇ。

とにかく金を作る必要がある。

25年間ため込んだ、本、漫画、服、その他もろもろ片っ端から売りに払って、

最初に必要なものを買うための金を作った。

 

追記:

この時期に、仲いい友達に話してストレス発散が出来て本当に良かった。

まじで、友達がいなかったら、たぶん鬱か死にてぇとか考えてたと思う。

ありがとう!!!!

 

2022年11月

一人暮らしをすると決めてから、ちょうど10日後の11月1日。

仲のいい職場の友達に手伝ってもらい、引っ越しが完了した。

 

留学ぶりの一人暮らしである。

基本の顔が、ニヤニヤ状態になるくらい楽しい。

いつ何しても、しなくても、どっか行っても、何時に帰っても、帰らなくても何も言われない、最&高。

 

男友達と遊ぶ時は、親に印象のいい女友達の名前をローテーションで使い回していたが(絶対同様に、かんなの名前も誰か使ってるだろう)、そんなめんどいことしなくてもいいのだ。なんてったって、一人暮らしだもん!!ふぉおおおおおお

 

2022年12月

一人暮らしに浮かれていると、請求書が来た。

ふつうに光熱費高ぇ。

 

一人暮らしなんくるなくないかもしれないと思わなくもない。

 

とりあえず、5か所めのバイト先を見つけて、

ホテルの単発のバイトを入れて、なんとかやっていけている、と思いこんでいる。

 

とまぁ、ざっくり一年を振り返ってみたが、

来年はどんな1年になるかな~

今年以上に笑えることが沢山起こるといいな。

 

 

5年前のクリスマス②

前回の内容の続編です。

まだ読んでない人は、こちらをどうぞ。

tobeagreatteacher.hateblo.jp

さて、前回で書いた通り、私はクリストファーの実家に3日間泊まることになった。

 

夕方に家に着き、クリストファーの父ちゃんが夕飯を作ってくれてる間、

部屋で一緒にくっついてアニメを観たので、

恋愛単細胞の私は、この時クリストファーを好きになる。

 

そうこうしているうちに、父ちゃんから「夕飯できた」と言われ下に降りた。

 

なんか、フランス人が増えている。

父ちゃんの友だちと、その息子2人が家に来たようだ。

テーブルには、首がないチキンが豪快に置かれていて、

かなり美味そうだ。

 

こうして、「フランス人5人+どこぞの日本人」がテーブルを囲むことになった。

この時点で、かなり気まずいが、これはほんの序盤に過ぎないのだ。

 

フランスの田舎である。

英語と日本語を話せる人はいるはずもない。

クリストファーがいる時は、大丈夫だ。

彼が、話題を振って、通訳もしてくれる。

しかし、クリストファーがトイレに行っている間は、くそ気まずい。

手話を使い、なんとか会話しようとしたが、

こちらも相手も何言ってるかよく分からない。

おとなしく、チキンとポテトを食べることに集中して、メンタルを保った。

 

翌日、クリスマスイブは、クリストファーのおばーちゃんちに行くことになった。

クリストファーの車で、私は助手席に座り、

後ろには親戚のフランス人3人が乗っている。

何言っているか分からないが、

歌い出すフランス人。

手拍子する日本人。

何だこの空間は。

 

そうこうしている間に到着した。

おばーちゃんちは、綺麗に飾り付けがされており、とても素敵だった。

おまけに、子供と犬がいたので楽しく過ごせた。

なんかおいしいものを沢山食べたのは覚えているけど、

何を食べたか覚えていない。

(ちくしょう、写真を撮っておけばよかった。)

 

その夜、

風呂に入ってとくにやることもなかったので、

リビングに行った。

クリストファーの父ちゃんがソファで、サッカーを見ていた。

ジェスチャーで、「一緒にみていい?」と聞き、

たぶん「もちろん」と言ってくれたので、

一緒に大きく開いたハの字になって、サッカーを見た。

 

「はるばる沖縄から、フランスに来て、全然しらないフランス人のおじさんと、ソファでサッカー観戦しているのか…人生なにが起こるかわかんないもんだな~」とか思いながら、サッカーを見て、そのまま寝た。

 

翌日、クリスマス本番である。

 

クリストファーの実家には、20人以上のフランス人が集結していた。

そして、人生最大のカルチャーショックと言っても過言ではないのだが、

フランスには「ビズ」という頬にキスをする挨拶がある。

 

誰かが入ってくる度に、皆がこのビズをするのだ。

言葉で言ったも分からないと思うので、絵に描いた。

 

ビズ(失礼だが地獄絵図に見えた)

絵が下手くそ過ぎて、乱交パーティーのように見えるが、ご了承ください。

この「集団ビズ」に呆気に取られている私にも、フランス人たちが続々とビズをしにやってくる。

 

誰にもいってなかったが、この時、加齢のせいで終始震えていたクリストファーのじーちゃんと、タイミングが合わなさ過ぎて、頬ではなく唇でキスをしたので、

私のファーストキスは、「83歳のフランス人のおじぃちゃん」である。

 

これからは、「ファーストキスいつ?」って聞かれたら、

「(83歳の)フランス人」と堂々と答えようと思う。

何も嘘はついていない。

ただ本当のことを言っていないだけだ。

 

さて、ビズが落ち着いて放心状態だった私も、席に案内された。

ど真ん中である。

両サイドは、フランス人の高校生?っぽい子達。

 

うん、気まずい。

 

想像してほしい。

お盆、シーミ―の集まりで、

いきなり知らないフランス人がど真ん中に座っていたら?

「えっ誰こいつ?」ってなるでしょう?

 

もう、くそ気まずいったらありゃしない。

 

だけど、逃げるわけにもいかないので、

頑張って語学学校で習ったフランス語を思い出しながら、

会話をした。緊張しすぎて、何話したかも覚えていないけど、

とにかくあの時の私は、よく頑張った。

5年後の私から、敢闘賞を贈りたい。

 

 

そして、無事に気まずいクリスマスを終え、

3日目はクリストファーに田舎のフランスを案内してもらいながら、

色んな話をした。

内容はほぼ忘れかけているけど、強烈に覚えているのは、

「昨日来てたおじーちゃんいるでしょ?(私がキスしちゃった83歳ね)

あのおじーちゃんとおばーちゃん、3年前までセックスしてたんだよ。

今は、おじーちゃん腰痛めてもうできないから、おばーちゃん怒ってるけど」

 

んんん???( ,,`・ω・´)ンンン?

まじか!しかも、それが珍しいわけではないらしい。

フランス人すげぇよ。

 

そんなこんなで、3日目が終了し、私の住んでるアパートに戻り、クリスマスの全日程が終了したのである。

 

ちなみに、私のクリストファーへの恋心は、

後日マチルダに誘われていった、ホームパーティで、

クリストファーと、たぶんボリビア人の可愛い女性が、

いちゃいちゃしながら部屋に入っていった所を見届けて、無事鎮火した。

 

このクリスマスでの出来事を境に、

知らない人に、フランス語で話かける度胸がついた結果、

 

チルダのホームパーティで仲良くなった人と、二次会にバーへ

二次会で会って仲良くなった人たちと二軒目へ

二軒目で仲良くなった人たちとクラブへ

もう誰が誰か分からないけど、仲良くなった人たちと帰宅

 

のような、書いてる本人も良く分からない状況をどんどん生み出していった。

 

とまぁ、色々あれクリストファーに、

お礼のプレゼントを贈りたいのだけど、

あの頃使ってたインスタとFacebookを消してしまったので、

音信不通になってしまった。

 

おそらく、クリストファーは東京で働いている。

どなたか、東京で、

現在31歳の身長が高くて、

笑い方が面白いフランス人を見かけた方は、

私まで連絡ください。

 

~完~

5年前のクリスマス

クリスマスがまぁ~た今年もやってくる。

 

何回目だよ、まったく。

 

それはさておき、

この時期になると毎年思い出す出来事がある。

 

 

それは、5年前にフランスで過ごしたクリスマスだ。

 

「フランスのクリスマス」と言うと聞こえはいいが、

 

人生で一番気まずかった出来事、堂々の第一位である。

 

先に、これから沢山でてくるクリストファーについて書いておく。

 

当時私は20歳、クリストファーは26歳だった。

 

身長は、190センチで、とてもデカい。

話も下ネタ、歴史、言語、食、文化、政治まで、

どんな話題でもOKで頭がよかった。

おまけにイケメンである。

ここまでくれば分かると思うが、

私は後でクリストファーを好きになる。

(私は惚れやすく、冷めやすいのです)

 

クリストファーと、どうやって出会ったかというと、

 

クリストファーは、

現地のハンドボールクラブで、仲良くなったマチルダのルームメイト。

 

チルダからホームパーティに招待された時に出会った。

 

「アパートの住所これだから、先に行っててね~」

と言われたアパートの扉を開けると、目の前にクリストファーが居た。

 

第一印象は、「でけぇ、こえぇ、フランス人だ」である。

 

怖いのは最初だけで、相手が会話上手だったので、

すぐに打ち解けることができた。

 

ホームパティ―終盤、

 

クリストファーが、そこにいた日本人3人を、実家のクリスマスに招待した。

 

3人とも行くって返事をした。

 

 

のに、

 

当日集まったのは私だけである。

 

(残りの2人は当日キャンセル、わーお)

 

皆で行けるのを楽しみにしていたが、

 

ここは切り替えて、せっかくのフランス人とのドライブだ。

 

と沢山会話をして、フランスの田舎の景色を見て楽しい時間を過ごした。

 

数時間後、クリストファーの実家についた。

 

クリストファーの両親は離婚していたので、

そこにはお父さんだけがいた。

 

お父さんは、フランス語しか喋れない。

私は、フランス語が喋れない。

 

さぁ、地獄の幕開けである。

 

 

~次回に続く~

 

 

小学生の時、クラスメイトに後ろから名前を呼ばれた。

 

「かんな~」

 

振り返ると、

 

「ぷっ」

 

と言われた。

 

「意味わかんない」と思ったけど、

 

家に帰って、母さんにやってみた。

 

「母さん」

 

母が振り返る。

 

「ぷっ」

 

不意に娘から意味の分からないことをされた母が、

間抜けな顔をしている。

 

なんだこれ、面白れぇええ。

 

それから、来る日も来る日も、

 

毎日家族のだれかに、「ぷ」と言い続けた。

 

それから十数年。

 

未だに、「ぷ」と言い続けている。

 

「○○(家族の名前)」

 

振り返る。

 

「ぷ」

 

「バカじゃないの?」

 

ここまでがセットである。

 

さすがに、十数年もやっていると、

 

「ぷ」と言われる前に、

 

「ぷ」と言うと、セーフ。

 

という新ルールが追加されたり、

 

名前を言うのではなく、

 

「そういえばさ~」で切りだし、

 

「ん?」と相手が返事をした好きに、すかさず

 

「ぷ」を叩きこむフェイントが誕生したりした。

 

とにかく、今では「ぷ」という平仮名は私にとって大事な言葉なのである。

 

私は、家族に対して「ありがとう」など照れくさくてとても言えない。

 

だから代わりに、「ぷ」を使う。

 

ついでにいうと、ケンかしても私の口から「ごめん」など絶対に言わない。

 

だから代わりに、「ぷ」を使う。

 

数年前に、母さんの死期を見とる時の最高のエンディングを思いついた。

 

それは、次のようなものだ。

 

部屋の中で、母さんは家族に囲まれてベットで眠っている。

 

本人を含めだれもが、もうすぐ死期が迫っていることを理解し、

 

一人一人、これまでの感謝の気持ちを述べていく。

 

ラストは私の番である、私は精一杯の感情を込めてこう言う。

 

「かあさん、、、」

 

 

「ぷぅ~」

 

母は、笑う。

 

「ふッ」

 

笑ったついでに、お腹にたまっていたガスがでる。

 

「ぷっ」

 

母は笑ったまま、逝く。

 

そして、心電図の音が部屋の中にしずかに鳴り響く。

 

「ぷ―――――――」

 

 

という、母親の最高の死に方を、

家族の前でキラッキラの瞳で語った。

 

そこでつけられたあだ名は、

 

サイコパス

herが欲しい。

好きな映画がある。

her

AIとの恋愛をテーマにした、近未来のSF映画だ。

 

話を一言でまとめると、

 

「中年のおっさんが、声だけ聞こえる女性(AI)と恋に落ちる」話だ。

 

常にイヤホンを身につけて、自分好みの声をした、

女性のAIと一日中話をするのだが、これがとっても

 

楽しそう。

 

きっと誰もがそうだが、

基本的に皆常に頭の中で、自分と対話していると思う。

 

私は、自分との対話が面白すぎて、

時々「ぶはっ!」と吹き出したり、

あるいは爆笑したりしてしまうほど、

自分と相性がいい。

 

普段どんな対話を繰り広げているか、

紹介したいのだが、

自分との対話を書き起こすのは、難しい。

かと言って、口で説明するのはもっと難しい。

 

なぜなら、頭の中の声は必ずしも、

音声化されているわけではないので、

ものすごいスピードで、過ぎていく上に、

時にはイメージを織り交ぜながら、

対話が繰り広げられているからだ。

 

しかし、自分との対話は、

心の中のもう一人の自分との対話ではあるが、

結局は、「自分ひとりで自問自答している」だけである。

 

そこで、私も映画のようにHer(=わたしの分身)と会話がしたい。

そうすれば、予測不可能な返答などを通して、

今まで以上に、自分との対話を楽しめる気がする。

 

早く、開発されないかな。

 

Her